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【 健康の管理 】
パテラ |
ヨークシャー・テリアなどの小型犬は、ほとんどの場合、先天的にパテラ(膝蓋骨脱臼)の症状を持っています。
適度に運動をさせてやり足に筋肉を付けさせておけば、一般的に日常生活は何の支障もないと思いますが、
それでも念のため定期的に病院に通ってパテラのチェックをしてもらうのが良いようです。
※ パテラ = 主に後足の膝の関節が外れてしまう脱臼症状のこと。
ウチの場合、いつも行っているコジマというペットショップ内にトリミングコーナーと動物病院が一緒にあるので、
トリミングに行った時は病院のほうへも寄って健康診断とパテラのチェックをしてもらっています。
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与えている食事について |
粉ミルク 国産品を使ってます
離乳食 国産品を使ってます
水 ビグラス 動物用保水食塩液 (粉状のもの) を水で溶かしたもの
ペットフード 生後 3ヶ月ぐらいまで
子犬用を同量のお湯でふやかして、ブドウ糖クロロフィル液と離乳用フレーク、
粉ミルクを少量まぜたもの
生後 3ヶ月以降 〜 10ヶ月まで
子犬用をそのまま
以前はメーカー名も掲載していましたが、○○○○○というメーカーのドッグフードは
良くないだとか、○○○○が含まれているのはダメだとか、あれこれとつまらない
メールを送ってくる人がいらっしゃいますので、その応対が面倒なのでメーカー名を
載せるのはやめました。
例えば、原材料にはとうもろこしを含む穀物系が入ったドックフードは良くないとか、
とうもろこし=即NG みたいな、理屈ばかりのあまり極端な意見はどうかと。
それがとうもろこしだと分かる状態で入っているなら、さすがにダメだと思いますが、
ちゃんと消化吸収しやすい状態で含まれていることぐらい、少し考えれば小学生でも
理解できることですよね。
現実的には、バランス良く含まれている分には全く問題ないと思います。
( もちろん、それがアレルギーのもとでない限りね )
例えば、人にだって消化は良くないけど大切な栄養源が沢山含まれている食品が
数多くありますよね。
人の場合、消化が悪いから接種しないほうが良いとか言ってたら笑われてしまいます。
ちゃんと消化しやすい状態に変えて適量を接種するのであれば、問題ないのです。
それは犬にだって同じことでしょう。
また、酸化防止剤が入っているのはダメだとか、ナンセンス極まりないと思います。
↑ これは厚生労働省・食品衛生調査会の議事録を読んで得た考えです。
詳しくは後述の 「 酸化防止剤に関する考察 」 を参照下さい。
無論、余計なモノはなるべく入っていないほうが良いという考え方は分かりますし
大賛成なのですが、どんな食品でも時間経過によって品質変化が起きて酸化します。
酸化してしまったドックフードは毒であり危険です。
ドッグフードに含まれる極微量の酸化防止剤よりも、酸化したドッグフードほうが
危険なので、酸化防止剤=即NGだと考えるのは、ちょっと違うと思うんですよね。
特にウチの蘭丸は、もともと発疹などやアレルギーかと思われるような皮膚症状が
多く見られる子で本当によく病院に通ったものですが、某ドッグフードに替えた頃から
症状は激減しています。 某ドッグフードには、とうもろこしを含む穀物系のモノが
入ってますし、酸化防止剤も使われています。
( 某ドッグフードに変えて、シャンプー回数を普通よりも多くして清潔を保つようにしたら
皮膚のトラブルは全くと言っていいほど無くなりました。 )
正直なお話、ネット情報等でよく見る 「 お薦めドッグフード 」 は片っ端から試して
みましたけれど、ウチの子にはイマイチって言いますか、どれもダメでした。
犬にも人と同じように体質とかあると思いますから、ネット上の意見を鵜呑みにしないで
それぞれの犬に合ったものを根気よく探してあげるのが良いと思います。
あと、これはご存じの方もいらっしゃると思いますが、ハリウッド俳優の渡辺謙さんの
愛犬が病気で余命わずかと診断されてしまった時のお話です。
渡辺謙さんは、これが最後だろうと思ってそれまで食べさせた事が無かった
人間用のケーキを初めて思いっ切り食べさせてあげたそうです。
愛犬はそれはもう美味しそうに食べ、とても幸せそうだったと言います。
そしてなんと!
ケーキを食べた愛犬はその後みるみる病状が回復し、すっかり元気になって
渡辺謙さんと一緒にテレビ出演も果たしました!
※ 渡辺謙さんの奥様(南果歩さん)は雑誌で 「 カステラをあげた 」 とお話ししている
ようですが、渡辺謙さんご本人はテレビで 「 ケーキをあげた 」 とお話ししてました。
( ケーキの土台部分はカステラだから、意味合い的には同じことなのかも )
このお話の意味を考えてみて下さい。
それは特殊な例で奇跡なのかも知れませんが、実話です。
理屈だらけのウンチクを語る方々からすれば、人間用ケーキなんてもってのほかだと
言われてしまいそうですが、生きる活力を与えてくれたという事実!それが大事。
まあ、だからと言って、さっそくケーキを食べさせてみようって事ではありません(笑)
でも大切なことを知る逸話であることは確かでしょう。
あれが良いとか、これが正しいとか、ネット上では確かに色々な意見が溢れていますが
それはあくまでも平均的な犬の場合のお話でしょ?
もしかしたらみんなが鵜呑みにしているだけで、本当に当てはまるのはごく一部の犬
だけのお話かもしれませんよ。
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酸化防止剤に関する考察 |
前項で 「 酸化防止剤 」 についてナンセンスと書きましたが、一応誤解のないようにもう少しこれについて
書いておきますね。
まず、ドックフードでいろいろと問題視されている酸化防止剤は 「 BHA 」 。
発ガン性があるとか、人間の食用には禁止されている添加物だから危険だとか。
1980年代にラットによる実験で発ガンが認められたため、それ以降は人用として基本的に認められない
悪名高い添加物になってしまっています。
しかし、その後も研究は続き 1990年代になると 「 そんなに危険ではないんじゃない? 」 と言う研究結果も
多く出てきていて、使用量によっては逆にガンを抑制する効果がある事も分かってきています。
まあ、薬って全般的に言えることですけど、量によって良薬にもなれば、毒にもなるってことでしょう。
実際、BHA と同様の成分を持つ医療用の薬品も沢山存在するようですからね。
また、実際の発ガンは人や犬には存在しない 「 前胃 」 と言う特殊な器官をもつラット等に限られ
犬やサルなどを含む他の動物実験では発ガンしない事実も分かっています。
( ボランティアによる人体実験でも問題は出なかったとのことです )
なので、「 BHA を食品添加物として認めてもよいのでは? 」 と言うのが研究者達の答えだったりします。
それとこの 「 ラットという動物の前胃 」 ですが、実際にはリンゴやジャガイモ、いろいろな穀物や
豆類など数多くの食品に含まれる天然成分の 「 カフェ酸 」 でも発ガンしてしまいます。
しかも、「 カフェ酸 」 のほうが、BHA よりもはるかに強力な発ガン性をもっているそうです。
これはちょっと乱暴な言い方かも知れませんが、リンゴやジャガイモなどに含まれる天然成分よりも
BHA のほうが発ガンしにくいってことですよね。
「 カフェ酸 」 って、いろんな食品に含まれてる天然成分だから、無添加食品の手作りドッグフードも
作り方によっては BHA よりも強い発ガン性物質が満載ってことになるんでしょうね。
そもそも、リンゴやジャガイモに含まれる天然成分で発ガンしてしまう動物を使って実験していることが
なにかアンフェアーな気がしてなりません。
このことは、「 厚生労働省 」 のサイト内にある 「 食品衛生調査会 」 の議事録に載っています。
↓ 厚生労働省 食品衛生調査会議事録
http://www1.mhlw.go.jp/shingi/s9807/txt/s0707-1.txt
つまり、これが国の見解であり、正しい答えってことですよね。
ただ、これだけの研究結果がありながら、現在に至るまで BHA は基本的に人用として禁止のままです。
無論、慎重に慎重を重ねているのかも知れませんが、日本というお国柄、一度NGにしたモノを覆すには
かなりの抵抗があるというのが正直なところでしょう。バッシングされてしまうのが目に見えていますから(笑)
それにわざわざ解禁しなくても、使用可能で似たような添加剤もあるみたいですし。
さて、お話を元に戻しますが、酸化防止剤 BHA は本当に危険なのか否か。
発ガン性に関しても、多くの方々が騒いでいるような危険性は無いのが事実のようですし、世の中には
発ガン性物質がどこにでも何にでも含まれていると言って過言ではないほど溢れかえっているワケです。
逆に言えば、許容範囲内だから使われているのでしょう。
だからこそ神経質に騒ぎ立てるのはナンセンスだと思うのです。
もちろん私も出来るならば得体の知れない化学薬品が入ったモノを口に入れたいとは思いません。
それは誰でも同じ考えだと思いますし、私もその一員であることは間違い有りません。
しかしだからといって、根拠もなく 「 あれは BHA が入ってるから危険 」 とか言っちゃうのはダメでしょう。
少なくとも国の食品衛生調査会では、人用として解禁しても良いだろうと結論をだしているのですから。
私的には正々堂々と BHA が入ってると書いているメーカーのほうが、かえって安心出来ますけどね。
それを書くってことは、それだけ真剣に研究し、正しく適正な使い方をしているってことだと思います。
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ドッグフード・おやつは原産国に要注意… |
海外で作られた製品は、近年起きた 「 毒入り冷凍餃子事件 」 に似たような事件が多発しています。
なるべく国産品、または、信頼のおける商品を選ぶようにするのが賢明かと思います。
【 主な事件 】
2007年 アメリカで中国産の原料を使用したペットフードで大事件。。。
大量のネズミの駆除に使われる毒が混入。ペットの肝臓の機能が停止など深刻な問題に。
2009年 中国で、オーストラリアから輸入されたとする有名ドックフードに大量の毒物が。。。
ただし、輸入経路が不明のようで、偽ブランド製品の可能性が高いようですね。
詳しいことがお知りになりたい方は、ネット検索してみて下さい。
ホントに残念なことですが、結構たくさん出てきます。
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